カテゴリ
全体
ベンチャー 企業理念 企業ビジョン 経営戦略 単年度経営計画 マネジメントシステム オペレーティングシステム 人財 生産設備 販路開拓 情報 逍遙 教育 M&A 販路開拓 資金 商品開発 技術移転 マーケティング
以前の記事
2017年 03月
2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月
最新のトラックバック
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
第59回 大阪ベンチャー研究会の報告
2010年 12月 19日
第59回(2010年12月18日開催)大阪ベンチャー研究会は「健康・環境・美とベンチャー」のテーマにふさわしい報告内容でした。
はじめに、『古色の美』がコーポレートコミュニケーションのナカジマ株式会社の中島社長から、「環境循環型染料『ベンガラ泥染め』の製品開発にいたるまで」との題目で、ベンガラの由来とベンガラを染料にする迄の5年間のチャレンジの経緯について報告が行われました。 まず、ベンガラのネーミングの由来について、インドのベンガラ地方から伝わり、漢字で書くと「弁柄」もしくは「紅殻」と書き、ベンガラの色については、土に含まれる鉄分を採取し、焼成する温度によって色が変化し、現在では18色あるとのことでした。原料は鉄なので、現状では青色はないとのことです。 これまでの用途としては、繊維への着色が殆どでしたが、今後は和紙の着色へのチャレンジを始めたいとの意気込みを話されていました。 ベンガラの普及に関しても、ベンガラ体験工房での講習会を開催することにより、口コミでベンガラ染めが広がり始めており、又、希望が有れば全国何処へでも講習に出かけられているとの事でした。 尚、ベンガラの機能性に関しては、まだ衆知されてはおりませんが、世の中に出回っている機能性繊維とのコラボにより、今後、より望ましい機能性が付加されるのではないかとの期待があります。 次に、「美容と健康 『電解水"ゆの素"の開発』」との題目で発表された、有限会社ターナープロセスの棚橋社長は、元来は、PH制御技術をベースに、殺菌能力、還元力がある水を創られていました。「"ゆの素"」の開発は、展示会へこられた方々の声がきっかけになって開発されたとのことでした。 炭酸水素塩泉、二酸化炭素泉、還元温泉に絞って開発をされており、還元泉はアンチエイジング効果があるとのことです。 現在、商品として2製品、①アルカリ泉「美肌」でつるつるになり、②弱酸性泉「血行」でぽかぽかの湯を販売していく方向性にあるとの事でした。 温泉好きの私としては、一度是非試してみたいとの思いに駆られました。 最後に、「水ビジネスの展開と展望」と題して話された株式会社ナガオカの黒田副社長からは、水ビジネスへの参入経緯と国内市場及び海外市場での販路開拓についてのお話しいただきました。 独自技術のスクリーン技術をベースに、油田、地下水分野に応用されたところからの出発だったとのことでした。 市場開拓では、国内市場に参入できず、海外の地下水開発から出発されて、今では、世界36ヶ国での実績があり、次いで開拓された国内市場でも1000以上の淺井戸・集水埋渠に実績があるとのことです。 現在は、更に、生物処理を併用した急速濾過(ケミスト)を開発され、国内市場で実績を積まれて、次は海外市場へと再チャレンジをされています。 私事ですが、かって、某企業から水ビジネスに参入との相談を受け、株式会社アルファ経営システム研究所で1年がかりで「水と人間」「水ビジネスの現状」等を調査したことがあります。その中で大都会の水道事業では多量の水の供給のために、4~5メートル/日の濾過能力の「緩速濾過システム」から1日で120~150メートルというスピードの「急速濾過システム」への転換が必要であるとの事でした。㈱ナガオカ製では、400メートルのスピードで濾過するとのことですから、高い能力のある濾過システムといえます。 3名の方々の発表と活発な質疑応答で、残り時間は25分ほどとなり、グループディスカッションをする時間が無くなり、3名の発表者の方々がそれぞれに質問を受けるという形式に急遽変更しました。多くの質問が会場から出されると共に、報告者間の質問と意見交換が見られるなど、活発な質疑応答で、予定の5時をこえる熱気溢れた研究会となりました。 有り難うございました。 ◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◆ 株式会社アルファ経営システム研究所 http://homepage1.nifty.com/alpha-consultant/ ◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◆
by alpha-blog
| 2010-12-19 19:09
| ベンチャー
|