本日、名古屋からM氏がわざわざ事務所に訪ねてきてくれました。彼は以前7年間ほどコンサルティングに寄せていただいた企業の若手幹部で、この度新たな企業への転身を図ることの報告でした。新しい職場ではTOPとしての役割を果たすことになることの抱負を語ってくれました。
サービス業から製造業への転身でもあり、これから多くの新たな体験をすることになるであろうと自覚されていました。しかし経営において企業の方向性や存在価値を表わす企業理念の重要性と人財こそが最も重要な経営資源であることを熱っぽく語ってくれたことは、8年ぶりに出会った関係ではなく、コンサルティングに寄せていただいていた時に戻った感がありました。
彼が今まで勤めていた企業は、企業理念を明確にして、事業への浸透を徹底して図っていました。そのことはM氏の事業への取組みに置いて、企業理念の存在は当然のこととなっていたのです。そして8年の間に経営体質も随分向上し、社長が主催していた企業塾は名古屋のみならず各地に拠点ができ、参加者も増加したと話してくれました。その企業の発展に寄与してきたM氏は新たな企業でも役割を果たし、大いに羽ばたいてくれるでしょう。
M氏と再会を誓って、固い握手を交わし別れました。
午前中は私が紹介したベンチャー企業2社のTOP同士の出会いと事業協力の固い握手があり、感動の一日でした。